久々に

一時期、ずっと里親探しに奔走していたけれど

今はもう、うちの子になって数カ月

・・・飼い主側も保護猫側もすっかりリラックスしている

保護猫の里親を探している時と違って

私自身が安心したというか

結局わたしは保護活動をしたかったのではなく

ただ目の前のいのちを守りたかった

ただそれだけだったらしい

だから、いますごい満足している

 

家族になるというのは

一つの命を預かるということで

責任重大で、面倒見切れないかもしれないと尻込みすることもあったけど

実際に迎え入れてみると、里親探しとは全く異なる感覚だった

今まで、動物保護のサイトや動画など、これまでどの時代も問題意識をもって気にはかけていたものの、

いざ家族の一員になると、幸せだなぁ。幸せだねえ。という日々で、焦りなどは全くない

ただ、一緒にこの時を幸せに過ごしていく、その繰り返しの日々の連続で

動物保護欲のようなものが、だいぶ薄れた

 

わたしは、救世主のような理想像を演じたかったわけでもなければ、

殺処分をゼロに、という志を高く掲げていたわけでもない

だから、youtubeに上がっているようなストーリーは展開しないし

起承転結もない

 

「なんだ、これでいいんやん。」

が、正直な感想。拍子抜けた。

多分もう、動物保護の動画は見ないんじゃないかな。

 

youtubeやドキュメンタリーなどは、メッセージ性があり、人に問題意識を持たせたりする効果があるんだと思う

プロデュースした人間がいて、その製作者の意図が伝わるように作られている

しかし、実体験というものは、もっとシンプルなものだった

 

一つ一つを丁寧にこなすことで

ちゃんと自分のものになっていき、

満足感も得られる

 

不安は安心に変わり

不満は満足に変わり

そこに向けていた意識が和らいでいく

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