久々に
2025年2月28日
一時期、ずっと里親探しに奔走していたけれど
今はもう、うちの子になって数カ月
・・・飼い主側も保護猫側もすっかりリラックスしている

保護猫の里親を探している時と違って
私自身が安心したというか
結局わたしは保護活動をしたかったのではなく
ただ目の前のいのちを守りたかった
ただそれだけだったらしい
だから、いますごい満足している
家族になるというのは
一つの命を預かるということで
責任重大で、面倒見切れないかもしれないと尻込みすることもあったけど
実際に迎え入れてみると、里親探しとは全く異なる感覚だった

今まで、動物保護のサイトや動画など、これまでどの時代も問題意識をもって気にはかけていたものの、
いざ家族の一員になると、幸せだなぁ。幸せだねえ。という日々で、焦りなどは全くない
ただ、一緒にこの時を幸せに過ごしていく、その繰り返しの日々の連続で
動物保護欲のようなものが、だいぶ薄れた
わたしは、救世主のような理想像を演じたかったわけでもなければ、
殺処分をゼロに、という志を高く掲げていたわけでもない
だから、youtubeに上がっているようなストーリーは展開しないし
起承転結もない
「なんだ、これでいいんやん。」
が、正直な感想。拍子抜けた。
多分もう、動物保護の動画は見ないんじゃないかな。
youtubeやドキュメンタリーなどは、メッセージ性があり、人に問題意識を持たせたりする効果があるんだと思う
プロデュースした人間がいて、その製作者の意図が伝わるように作られている
しかし、実体験というものは、もっとシンプルなものだった
一つ一つを丁寧にこなすことで
ちゃんと自分のものになっていき、
満足感も得られる
不安は安心に変わり
不満は満足に変わり
そこに向けていた意識が和らいでいく